世界最大の蜂(ハチ)、オオスズメバチの生態を知る

オオスズメバチってどんな蜂(ハチ)?

大雀蜂(オオスズメバチ)
英名: Japanese giant hornet
学名:Vespa mandarinia japonica

ハチ目スズメバチ科
スズメバチ亜科スズメバチ属の
昆虫の一種です。

スズメバチ類の中で
最も大型のハチ(世界最大)です。
体長は女王バチが40-45mm、働きバチが27-40mm、
オスバチが27-45mm程度です。

頭部はオレンジ色、胸部は黒色、
腹部は黄色と黒色の縞模様で、
羽は茶色をしています。

どんな地域に生息してるの?

東アジア、及び
日本の北海道から九州まで
日本全国に分布していて、
南限は屋久島、種子島近辺まで生息しています。

 画像出典:www.e-c-c.co.jp

どんなものを食べるの?

オオスズメバチの食性は幅広く、成虫、幼虫含む
主に小中の様々な種類の昆虫を捕食(ほしょく)します。

夏に幼虫に与えられる餌は幅広く、
コガネムシやゴミムシなどの小、中型甲虫類、
他種のハチ、カメムシなどの半翅目(はんしもく)、
ガやチョウなどの鱗翅目(りんしもく)、
あるいはスズメガやカミキリムシの幼虫など
大型のイモムシ等も頻繁に捕食されています。

※半翅目とは、口が針状になっているのが特徴の虫の種類
※鱗翅目とは、全身に毛が密生し、
はねは鱗粉(りんぷん)に覆われているような虫の種類

秋には、餌が減少するのに対して、
多くの新女王バチと雄バチを育てなければならず、
負担が大きくなるために凶暴性を増していきます。

返り討ちに遭う可能性があるにも関わらず、
集団でキリギリスやカマキリ等の
大型肉食昆虫を襲うケースも増えてきています。

またミツバチや他種のスズメバチなどの
ハチの巣を襲って幼虫やサナギを襲います。

巣の働き蜂を全滅、あるいは逃走させた後には、
殺した働き蜂も幼虫の餌としますが、
大量の死骸は処理しきる前に
腐敗が始まり餌に適さなくなってしまうため、
主に、占領した巣の中で時間をかけて
大量の生きさなぎや幼虫や
筋肉に富む成虫の胸部などを
噛み砕いてペースト状にて、
肉団子状にして運び出していきます。

また、クヌギなどの樹液に集まり樹液を採取します。

どんなところに巣を作る?毒性は?

基本的には、土の中や木の根元などの
閉鎖的空間に巣を作ります。

ですので、巣があることに気付かずに
近づいてしてしまって、
攻撃を受けることがあるので、注意が必要です。

日本に生息するハチ類の中で
最も強力な毒を持っていて、
かつ攻撃性も高いため、非常に危険なハチです。

毒液中にはアルコールの一種からなる
警報フェロモンが含まれていて
巣の危機を仲間に伝える役割も果たしています。
その毒液を身体につけられると、仲間の蜂からも、
どこまでも追いかけられることになります。

毒針のほか、強力な大顎で相手を噛むことで
捕食対象を攻撃することもあります。

時速約40kmで飛び、狩りをする時は
1日につき約100kmもの距離を
移動することもあります。

ミツバチがオオスズメバチを倒す?

ニホンミツバチを含むトウヨウミツバチの巣を
襲撃した場合は、

オオスズメバチが集団攻撃する前に撃退されなければ
巣を占拠することができます。

オオスズメバチは、まず、働き蜂が単独で偵察し
集合フェロモンによって、
同じ巣の働き蜂を集結させて襲撃を行います。

その段階で、ミツバチに見つかると、
集団でオオスズメバチを押し包み
熱殺蜂球(ねっさつほうきゅう)という方法で
蒸し殺してしまいます。

蜂球の内部は
オオスズメバチの致死温度(44-46℃)に近い
46℃になって、かつ蜂球内の二酸化炭素濃度が
約3%ほどまで上昇するので、
オオスズメバチの致死温度を下げることが
できるのです。

二ホンミツバチの10分間の致死温度は
蜂球内と同等の二酸化炭素濃度になっても
ほぼ変わらず50℃以上なので、
二ホンミツバチが蜂球の熱で死ぬことはなく、
その温度差で、オオスズメバチを撃退する
ことができるのです。

セイヨウミツバチは、ニホンミツバチよりも
上限致死温度が低いため、
蜂球(ほうきゅう)を作ることができませんが、
大群で敵のお腹の周りを圧迫して
呼吸を阻害し、約1時間かけて窒息死させる
窒息スクラムという対抗手段を持っています。

ですが、これはモンスズメバチ以下の敵にしか
想定していないため、
オオスズメバチに対抗する方法にはならないので、
セイヨウミツバチの場合は、高確率で
全滅させられてしまいます。

食用としてのオオスズメバチ

成虫はそのまま焼酎漬にしたり、
蜂蜜に漬けたりもされます。
この場合,食用となるのはサナギと5齢幼虫が中心で、
4齢以下の幼虫は小さくて取り扱いが不便なことや、
水分が多くておいしくない為、
ほとんどは食べられていません。

食べ方は地方により様々ですが、
甘辛く佃煮風に煮て食べるのが一般的なようです。

その他には炒めたり煎ったりして食べる他に、
ご飯に混ぜて炊きあげるヘボ飯ヘボの押し寿司
幼虫をすり潰して五平餅のたれに混ぜた
へぼ五平などもあります。

オオスズメバチなどの大型のスズメバチでは
唐揚げにされることもあります。

昔は周囲に海がない山間部では、
ハチは貴重な蛋白源でしたので、
一般家庭でも広く食用にされてきましたが
現在では趣味的な要素が強くなっています。

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