今年はネズミのアタリ年?!ねずみの退治対策を考えよう!

ねずみの名前の由来

ねずみの名前の由来って考えたことありますか?

住む場所を語源とするもので

「あなずみ(穴住み・穴棲み)」が音変化したもの

「根住み・根棲み」の意味

などもありますが、ネズミの多くが夜行性で、人間が寝ている間に食料を盗むことから「ねぬすみ(寝盗み)」する説もあります。

最有力な説は「ぬすみ(盗み)」の変化で人間の周囲に居て、食糧を盗む生き物で、昔は、倉庫に鼠返しを立てて侵入を防いで
いたほどです。

英語の「mouse」も「盗み」に由来していて「盗み」が語源である説が有力になっています。

ネズミが居ることで起こる被害は?

ネズミの門歯(もんし)は一生伸び続けるげっ歯類の特徴を持っています。

常に何か硬いものをかじって、前歯をすり減らさないと、伸びた前歯が口をふさいでしまって、食べ物を口に入れることができなくなり、餓死してしまうそうです。

だから、家の中のいろんなものをかじってしまうんですね。

ねずみが居ることで、住宅設備の故障など被害の心配もありますが色々な病原菌も持っていたりしますので健康被害も懸念されるところです。

今年の状況

今年は、いろんなところで大量繁殖しているようで例年よりも駆除のご依頼が多いです。

点検口や、押し入れの上などから、屋根裏をのぞける場所があれば良いのですが、今回お伺いしたお宅には点検口も押し入れも無く、まずは点検口を開ける作業から
することになりました。

点検口を開けて覗いて見ると・・・居るわ居るわ!

クマネズミさんたちが大運動会をしていました。

点検口を開ける場合の注意点

どうしても天井に点検口を開けなければならない時には、自宅の場合ならお家の方に、賃貸の場合なら、管理会社や管理人の方の許可を得てからの作業になります。
また、別途に工事料金もかかります。

点検口を開ける場合には、お知り合いの工務店や、管理会社からの紹介、または、当店の提携業者へ依頼という形になります。

また、天井の素材によっては、穴を開けられない場合もあります。

どういう対処をすればよいのか?

ネズミが入ってくるから・・・と言って、いきなり外からの出入り口などを塞いでしまうと、中に閉じ込める事になってしまいます。

屋根裏のどこかで死んでしまうと腐敗して大変なことになる可能性があります。

早まらないでください。

ネズミ追い出し作戦に重要な事!

まず先に、追い出しをかけることが大事です。

今回、屋根裏を覗いてみると、ゴミなどを集めて巣を作っている場所が確認できた。

とりあえず、ゴミは概ね撤去しましたが、ネズミたちの行動を確認するために、少しだけ残しておきます。

ネズミの通り道と思われる場所に捕獲シートを敷き詰め、燻煙型(くんえんがた)の薬剤と、噴霧型(ふんむがた)のスプレーを併用して追い出しにかかりました。

数日たって見に行くと巣があった場所に少し残していたゴミは無くなっていて、ネズミたちは移動した様子です。

捕獲シートには3匹の子ネズミが捕まっていました。

親ネズミは移動したようですが、まずは範囲を絞って追い出しをかけ徐々に範囲を拡大して、外に出て行ってもらうことが目的なので、順調と言えますね。

業者を呼ばずにご自宅で対策をされる場合も、必ず追い出してから出入口を塞いでくださいね。

追い出さずに閉じ込めてしまうと、餌を食べられなくなったネズミが屋根裏や壁の間で死んでしまいます。

腐敗してくると、悪臭の被害もありますが、ノミやダニを爆発的に発生させてしまう要因にもなます。

出入口を作らないことで、このような被害を、拡大させることになってしまうかも知れません。

どんなものが必要なのか?

  • ネズミ用の燻煙剤
  • スプレー式の薬剤
  • 捕獲するための粘着シート

これらのものが必要となりますが、どれもホームセンターや、ドラッグストアなどに行くと手に入ると思います。

点検口や、押し入れの上などの屋根裏をのぞける場所がない場合はまずは、覗く場所を作るところからはじめなければいけません。

また、侵入経路の特定ができない場合は、根本的な解決が困難になってきますので、早めに業者にご依頼いただくことが早期解決・コスト削減に繋がることが多いです。

駆除にかかる期間

あらかじめ、ご理解いただきたいのは、蜂(はち)などと違い、ネズミの場合は、一回の施工で追い出すことは無理だということです。

数か月かけて対策をしていく必要があります。

ネズミとの根比べになっていきますので根気強く続けていくことが大切です。

また、集合住宅の場合は、建物全体で対策をしない限りは、ネズミたちは移動するだけで、しばらくするとまた戻ってきてしまいます。

全体で1匹残らず駆除した後に必ず侵入口を塞ぐことを徹底してください。

ねずみの繁殖力

ネズミは野生の世界では弱い立場で、補食される側ですのでたくさんの子供を産むことで種の維持をしています。

  • クマネズミ

妊娠期間が20~21日、1回の出産で6~7匹程1年で5、6回位の妊娠をします。

  • ドブネズミ

クマネズミ同様の頻度で妊娠出産を繰り返しますが、1回の出産で7~9匹の子を出産します。

  • ハツカネズミ

他の二種類よりもやや短い妊娠期間一回の出産5~6匹程度生み、年間通して6回~10回程度妊娠をします。

可能性としては、1年で60匹程度増える計算になります。

「二十日ネズミ」という名前も20日くらいの妊娠期間で生まれるためとされています。

また、クマネズミやドブネズミが生後3か月ほどで、子供が産めるようになるのに対し、わずか3~4週間程度で子供が産めるようになりますので、もっとも増えやすいネズミと言えます。

覚えておこう!ネズミの繁殖ピーク

ネズミは1年中繁殖しますが、

  • クマネズミは
  • ドブネズミは春と秋
  • ハツカネズミも春と秋

が繁殖のピークとなります。

ネズミの繁殖のピークが変われば、対処すべき季節も変わってきます。

ネズミは寒さに弱い動物ですから、基本的には暖かいシーズンが繁殖のピークです。

一度繁殖しはじめるとネズミたちとの長期的な戦いになることは覚悟しておいてくださいね。

今回の戦いもいつまで続くのでしょうか・・・・💦

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