ミツバチはかわいい?実は知らないミツバチの生態

今年も分蜂がはじまりました

3月の下旬から、気温の低い日も多かったので、蜂たちも活動的ではなかったのですが、そろそろ、あちこちで分蜂(ぶんぽう)のニュースが届いています。

春になると起こる?ハチの分蜂ってなに?

分蜂については上記記事参照

一般的には、

ミツバチはかわいい

害がない

などと思っておられる方も多いのではないか?

と思いますが、業者の立場から見ると、ミツバチはかなり厄介な部類の蜂なのです。

なぜミツバチは厄介なのか?

確かに、ミツバチは攻撃性も少なく毒性も比較的少ないです。

ですが、

  • 集団を形成する個体数が多い
  • 巣がハチミツの塊である
  • 女王バチ以外も越冬する

ミツバチを厄介だと思う、大きな要因はこの3つです。

個体数が多いと。。

蜂が蜂の上に折り重なっている状態のことが多く、すべての蜂に薬剤が効くまでに時間がかかります

巣がハチミツの塊だと。。

スズメバチやアシナガバチの巣は材質が、主に木の皮などを削ったものです。

いわゆる紙と同じような材質で蜂を死滅さえしてしまえば、基本的には巣の撤去に、さほど時間がかかることはありません。

ところが、ミツバチの巣はハチミツの外側を、蜜蠟(みつろう)で固めたようなものですので、巣を崩すとハチミツが垂れてきてしまうのです。

ということは、、

巣の撤去だけで数時間かかる

ことが多いのです。

女王バチ以外も越冬するということは。。

スズメバチやアシナガバチの、働きバチは冬になると死んでしまいます。

女王バチだけが木の根元や家屋の床下などで越冬し、次の年の春には去年とは違う場所に巣を作るのです。

ところが、ミツバチは働きバチも女王バチもそのまま巣の中で越冬するので、ずっと同じ巣を使い続けます

ですから、基本的には駆除しない限りミツバチは居なくならないのです。

閉鎖的な空間に巣を作る

ミツバチは閉鎖的な空間に巣を作ることが多いです。

閉鎖的な空間の代表的な場所といえばどこだと思いますか?

それは屋根裏です。

ミツバチが屋根の角のところを数匹飛んでいるけど

  • 害はないのでまあいいか」
  • 「見かけるのは数匹なので巣は無いだろう」

と数年放置していると、屋根裏に、とんでもなく大きな巣を作られてしまっているかもしれません。

巣が見つかると、駆除されてしまいますから、攻撃を受けたりしない限りは、蜂は巣の周りを集団で飛ぶことはほぼありません。

「巣が見えないから大丈夫だろう」というのは大きな勘違いの場合が多いのです。

屋根裏にミツバチが巣を作るとどうなるのか

想像してみてください。

自分の家の屋根裏に、容器に入っていないハチミツの塊が置いてあったら。。。

夏、気温が上がってくるとハチミツが溶け出してきます。

天井や、壁にハチミツが浸み込んでいきます。

大きくなりすぎた、ミツバチの巣が重みで崩れて落ち天井が腐ってしまい、抜けてしまった事例もありました。

お伺いした時、家の中をたくさんのミツバチが飛んでいて、落ちた巣の周りには蜂の幼虫と、ウジがうごめいていて惨状となっていました。

天井が抜け落ちるまでになってしまうと末期的症状ですが、そこまでいかなくても、毎日、天井からハチミツがポタポタ落ちてくる。

そんな状況になったら、どうしますか?

そうなってしまうと屋根裏にあるミツバチの巣を撤去しない限りは、永遠にハチミツが垂れてきます。

もっと言うと、巣の撤去だけでは終わりません。ハチミツの浸み込んだ天井も壁も張り替えないと、ハチミツは止まりません。

百歩譲って

「ハチミツが垂れてくるのは我慢する」

そういう方がいらっしゃるかもしれません。

ですが、そのハチミツには、ノミ・ダニ・ゴキブリなどの蜂以外の虫たちを呼びこんでしまう要因になります。

ハチミツが垂れてきて、いろんな虫が寄ってくるあなたは、そんな家に住み続けることができますか?

ミツバチの巣を早く発見して、被害を最小限にするためには?

軒下などに、毎日数匹のミツバチが飛んでいるミツバチが定期的に飛んでいるだけど、巣は見えないという場合は、屋根裏に巣を作られている場合があります。

ミツバチは越冬しますが「冬の間は活動しないため居なくなった!」と錯覚を起こしがちです。

特に、去年の春から秋にミツバチが飛んでいた。今年も春からミツバチを見かける。

そのような場合は、巣も2年目以降となり、かなり大きくなっているかも知れません。

ところが、一般の方が屋根裏のミツバチの巣を発見することは困難なことが多いです。

ハチミツが垂れてくるようになって始めて気づく、という場合がほとんどです。

ですが、そうなってからでは手遅れです。

蜂の駆除、巣の撤去に合わせて、家屋のリフォームも必須となってきます。

トータルの費用も膨大な金額になってきます。

「ミツバチくらい」と侮っていては後悔することになるかもしれません。

そうなる前に!

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