最近よく耳にする蜂窩織炎ってなに?何科にかかればよいのだろう?

蜂窩織炎ってなに?

最近、よく耳にする蜂窩織炎という言葉。。

そもそもなんて読むの??

はち・・・・

読み方はほうかしきえんと読みます。

蜂(はち)という漢字が使われているので

「蜂に関係する病気??」

と思いきや・・・

ほうかしきえんとは

皮膚の深い層から皮下の脂肪組織にかけて細菌が感染し、炎症を起こす病気です。
蜂巣炎とも呼ばれます。蜂窩織炎は身近な病気で、40~500人に1人程度にみられます。
細菌に感染すると、その部位が腫れて赤くなり、痛みが生じます。
炎症の範囲が広いときは全身が発熱することもあります。
治療は細菌を抑える薬(抗菌薬)の内服や点滴によって行われます。        出展:medicalnote

蜂窩織炎(ほうかしきえん)は、毛穴や傷口から細菌が侵入して、皮膚の深い部分から皮下脂肪の部分にかけて、炎症を起こす感染症のことを言うそうです。

人の皮膚の下には皮下脂肪があって、皮下脂肪の下に筋肉が存在しています。

この皮膚の層構造の深いところから皮下脂肪にかけて細菌が感染した状態を

蜂窩織炎(ほうかしきえん)

と呼ぶのです。

広い範囲に、赤み・痛み・腫れなどがみられて、38度以上の高熱が出たりすることがあるそうです。

症状は全身に起こるのですが、膝から下にあらわれることが多いそうです。

皮膚炎だからと甘く見ていると、突然重症化することもあるそうです。

場合によっては緊急入院になってしまうこともあるようなので、気をつけないといけないですね。

ちなみに、皮膚の浅層に細菌(この場合は主に溶連菌(ようれんきん))が感染した状態丹毒(たんどく)と呼ばれていて、蜂窩織炎とは区別されているそうです。

なぜそんな病名がついたの??

蜂窩(ほうか)とははちの巣のことなんだそうですね。

炎症が起きた組織を、顕微鏡で見ると浮遊している好中球ハチの幼虫に見立て、融解(ゆうかい)し切らずに残っている間質を巣の仕切りに見立てたところからついた病名だそうです。

そもそも、蜂の巣を蜂窩(ほうか)と呼ぶことをしってる人は世の中に、どれだけ居るんでしょうね・・・・。

お医者さんは、難しい言葉を使いたがるものです。。

蜂窩織炎(ほうかしきえん)の原因は?

人間の皮膚は細菌に対して、非常に強いバリア機能を持っているため、通常は、細菌が皮膚に付着したからといって、簡単には感染しません。

この強力な皮膚バリアが何らかの理由で破られてしまうと、そこから細菌が侵入して感染してしまうのです。

何らかの理由としては下記のような場合が挙げられます。

  1. 虫刺されや擦り傷などの外的な損傷がある場合
  2. アトピーや湿疹のために皮膚が弱っている場合
  3. 伝染性膿痂疹(とびひ)や白癬(みずむし)など、感染がもともと存在する場合

人間の皮膚は、表面の部分から順に表皮・真皮・皮下脂肪という、3つの層から成り立っているのるのですが、いちばん外側の表皮にある、毛穴・汗腺・傷口・やけど・乾燥肌・床ずれ・水虫・湿疹などの部分から、細菌が侵入して、真皮や皮下脂肪に到達して炎症・化膿を起こします。

「乾燥肌で、最近が侵入しやすくなる?!」なんて知っていて損はない知識ですね。

蜂窩織炎(ほうかしきえん)を引き起こす細菌は、おもに黄色ブドウ球菌レンサ球菌です。

これらの細菌は、普通なら皮膚の表皮でバリアされるものですが、糖尿病などによって免疫力・抵抗力が低下していると、感染症をおこしやすくなります。

また、普段から血行がよくない、手足がむくむ、といった人も感染するリスクが高いと言われています。

それは、血行不良があると傷ができやすくなりますし、むくみがあるとリンパ液の流れが悪いので、細菌が増殖しやすいためです。

蜂窩織炎の症状は?

症状は、皮膚の炎症による腫れや痛み風邪に似た症状が同時に起こるのが特徴だそうです。

疑わしい症状があらわれたら、早めに病院へ行きましょう。

病院に行くまでの間に、やっておいた方がよいこと、やってはダメなことは。。

  1. 皮膚に熱感があるときは、氷水やアイスノンなどで冷やしましょう。
  2. 患部(感染部分)は、高い位置に保ちましょう。
  3. マッサージなど、患部への刺激は加えてはいけません。
  4. 運動は控えて、安静にしてください。

結局、何科を受診すれば?

基本的には、皮膚の感染症なので、皮膚科を受診が正解のようです。

しかし、発熱などの全身症状があるときや、免疫機能が低下していると、重篤化(じゅうとくか)して、入院の必要が出てくる場合もありますので、総合病院や大学病院などの皮膚科を受診する方がよさそうです。

軽症の場合は、細菌に対する内服薬を服用すれば良いようです。

症状のある部位を安静にして、冷却するのも有効だとか。

痛みが強い場合は痛み止めを処方されることもあるようです。

一般的な治療期間は数日から2週間程度だそうですが、症状によってはもっと長引くこともあるようなので、侮れないですね。

と、いうことで、蜂(はち)という名前がついていたので、少し調べて見ましたが、生き物の蜂が原因の病気ではなさそうですね。

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